アコースティック・ギター
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アレックス・デ・グラッシ
/ ALEX de GRASSI
このページは、プー横丁がお薦めするギタリストであるアレックス・デ・グラッシについて紹介しているページです。紹介記事、プロフィール、画像等の無断転載等は固くお断り致します。何か、お問い合せ等ありましたらお気軽にこちらまでメールにてご連絡下さい。
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■1952年、神奈川県の横須賀市生まれ。彼は両親が8年間日本に滞在していた時に生まれたそうだが、2歳の時にはアメリカに帰国したので「日本語で知っているのは、ごく僅か」との事。彼の祖父がイタリアからアメリカのカリフォルニアに移民し、その祖父は地元のオーケストラ、サン・フランシスコ交響楽団でヴァイオリンを引いていた。父親はクラシックピアノの素養があり、母親も音楽ファンでモーツァルトからルイ・アームストロングまでの幅広い音楽を聴いていた。彼等からの音楽的影響を受けつつ、帰国後カリフォルニアのパロ・アルト(Palo Alto)という町で幼少年時代を過ごしたアレックスは、13歳の時に独学でギターを弾き始める。その頃はボブ・ディランやサイモン&ガーファンクル、ミシシッピー・ジョン・ハートの曲をやっていたとの事だ。60年代後半から70年代初めまでは当時の音楽シーンを代表するアーティストやグループが多数出演した場所として知られる地元サン・フランシスコで当時の有名アーティスト(あるいは今も活躍するベテラン達のデビュー当時)のライヴ・ステージを10代半ばから20歳過ぎまで見まくったのである。しかし、彼の初期のギター・スタイルに影響を与えたのは当時のロック・スターやバンドではなく、当時ペンタングルに在籍していたジョン・レンボーンやバート・ヤンシュであり、アメリカ人ギタリストではレオ・コッケ(実際の英語の発音にはリオ・コキーと表記する方が近いのだが一般的ではないので、ここでもそう表記する事にする)やジョン・フェイだった。カリフォルニア大学に進学したが、その間もジャズ・ギターのレッスンを受けたり音楽コースを選んで学んだりし、彼の音楽への探究心は益々高まるばかりだった。そして、転機は、彼の大学生活最後の年に訪れた。従兄弟でアコースティック・ギタリストでもあるウィル・アッカーマンが設立したばかりのインディーズ・レーベル、ウィンダム・ヒル・レコードで彼のデビュー・アルバムを録音し、リリースしたのだった。同アルバムは各方面から圧倒的支持を受け、彼はフルタイムのプロ・ミュージシャンとして幸先良いスタートを切った。既にキャリア20年余りとなっており、現在までに12枚(ベスト盤1枚を含む)のソロ・アルバムを発表しているのである。(プー横丁店主: POOH) |
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All 12 tracks: 'Round
Midnight/ *Blue Trout/ Bury Me Not On The Lone Praire/
*Cumulus Rising/ *Deep At Night/ Goodbye Pork Pie Hat/
Inverness/ It Ain't Necessarily So/ Swing Low/ The Last
Stream Engine Train/ The Water Garden/ *Turning: Turning
Back/ ■アレックス・デ・グラッシのライヴ・コンサートDVD。観客の姿は映らないが、ナッシュヴィルのスタジオ(といっても殺風景な場所ではなく、ステージも美しくディスプレイされていて良い雰囲気だ)にお客さんを集めて行われたコンサートである事が曲間の拍手でも分かり、アットホームな雰囲気の中、デ・グラッシの研ぎ澄まされたプレイが素晴らしい。フィンガースタイル・ギター誌の編集長でもあるビル・パイバーンの制作で、手元アップも随所に映る。ロウデンのシグネチャー・モデルとトラウゴットのモデルRカスタム2本のギターを持ち替えての全12曲は、あらゆるテクニックをマスターした巨匠ならではの味わい深い演奏である。ソロ・アルバムとしては最新作となる『NOW
AND THEN』からの作品や初期の「Turning: Turning
Back」も含み、彼のキャリアを俯瞰できる収録曲となっている。実際は全53分のライヴ・パートに加え、ビル・パイバーンやジョン・ノウルズ等によって行われたコンサート後のインタビューも含む全80分余りの内容。 |
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Songs: Short Order/ Lay this
Body Down/ Single Girl/ St. James Infirmary/ Shortnin'
Bread/ The Last Steam Engine
Train/ ■アレックス・デ・グラッシ初のDVDが発売された。地元楽器店でのアット・ホームな雰囲気のもとで撮らされたソロ・ライヴとワークショップの模様が収められている。ギター・ファンに大好評のマイケル・ヘッジスのビデオ『ARTISTS
PROFILE』を制作したチームによる制作(撮影・録音・編集)で、5.1サラウンドによるサウンドやカメラ・ワークや編集も「プロの仕事だなぁ」と思えるもの。何より嬉しいのが最新アルバム『NOW
AND THEN』から「Lay this Body Down」「Single Girl」「St.
James Infirmary」「Shortnin'
Bread」の4曲が収録されていることだ。各作品をソロで弾いた後に、アレンジも含めたインストラクションのパートがあり、後半に会場のファンとの質疑応答のコーナーまであったりする。タブ譜は付いていないが、インストラクションを意識したカメラ・アングルによる映像は、とても参考になると言えるだろう。 |
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話題のアレックス・デ・グラッシの新しいギター教則DVD。プロ・ギタリストとアマチュアの差、大きな違いはどこにあるのか。ギターによって生み出されるより良い「音(tone)」そのもの、それを導き出す為のテクニックを持ち得ているかどうかである。その「より良い音」を生み出す為の「あれこれ」を実践的なアプローチで示したもの。あのアレックス・デ・グラッシが、まさかアコギ・ファンの為にこんな教則DVDを作ってくれるとは思ってもみなかった目からウロコの内容。右手によるアクセントの強弱を付ける訓練やグリッサンド、スライド、ハンマリング・オン、プリング・オフ、クロス・ストリング・ピッキング、ピッチの調整、右手による消音、左手による消音、正しいビブラートのかけ方、ポリ・リズム等々、フィンガースタイル・ギター演奏における様々な場面での表現力アップや、ギター・アレンジにおけるテクニックなどを学ぶ為に考え抜かれた様々な練習やノウ・ハウ、それらをアレックス自身が具体的に教える。タブ譜は付いていないが、充実した内容の教則DVDである。 |
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Songs: Western/ Lost In The Woods/ The
Monkulator; ■マイケル・ヘッジス、ウィリアム・アッカーマンと共にウィンダム・ヒルのギター・サウンドの立役者であったアレックス・デ・グラッシは、現代を代表するフィンガースタイル・ギタリストの1人。…なんて説明しなくても、プー横丁をご利用下さっているアコースティック・ギター・ファンの皆さんは、充分ご存じだろう。その彼による唯一の教則ビデオが遂にDVD化された。彼のオリジナル作品をマスターする為のもので、中・上級者向け。特に「The
Manukulator」が練習曲の1つに選ばれていて嬉しくなってしまう。サブ・タイトルは「Techniques
& Arrangements of Alex De Grassi」。 |
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Songs: Blood & Jasmine/ *Blue
Trout/ Bright Sky/ *Cumulus/ *Deep At Night/ Klamath/ Short
Order/ Sleeping Lady/ *Turning: Turning
Back/ ■アレックス・デ・グラッシの最新タブ譜。以前に発売されていたタブ譜『GUITAR
COLLECTION』とは別内容である。そして『WINDHAM HILL GUITAR
SAMPLER』にも載っていない作品を掲載した新刊本タブ譜。曲目の前に*印を付けたものは、同時期に発売されたパフォーマンスDVD『IN
CONCERT』に映像が収録されている作品である。 |
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All 12 tracks: The Rain is Pouring/
Beyond the Night Sky/ Bells of London/ Boo Maramba/ Mama,
Papa/ When My Soul Embraces You/ Sleepytime/ A La Nanita
Nana/ As You Drift Away/ Swedish Lullaby/ Waters of Time/
Brahms Lullaby/ ■96年にリリースされた『BEYOND THE NIGHT
SKY』がアルバム・タイトルを『AS YOU DRIFT
AWAY』と変えてリイシューされたもの。限定発売なので、お早めに。 |
●ALEX DE GRASSI / PURE: ALEX DE GRASSI
\2480(会員\2380)
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All 15 tracks: Bright Sky
[4:22]/ Western [4:08]/ McCormick
[3:43]/ Clockwork [6:09]/ Deep At Night
[5:09]/ Charlotte [3:55]/ Children's Dance
[2:41]/ 36 [4:45]/ The Monkulator
[4:17]/ Turning [2:52]/ Overland [2:35
]/ Digital Interlude [6:06]/ Inverness
[3:26]/ Cumulus [4:58]/ Gymnop仕ie No. 3
[2:23]/ ■アレックス・デ・グラッシの新ベスト・アルバム。 |
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Contemporary Arrangements for
Guitar: produced by Alex de Grassi; with Michael
Manring(bass on 1 track), Joe Craven(percussion on 2
tracks); All 11 tracks: Single Girl/ Swing Low Sweet
Chariot/ Sweet William/ Saint James Infirmary/ Bury Me Not/
When Johnny Comes Marching Home/ Shortnin Bread/ / Hushabye/
Lay this Body Down/ Oh
Susanna/ ■アレックス・デ・グラッシが03年に発表したアルバム。01年に発表された前作の『TATAMONK』から2年ぶりのニュー・レコーディングである。現在も活動を続けるフィンガースタイル・ギタリスト達の中で、ピエール・ペンスーザンとトミー・エマニュエル、そしてアレックス・デ・グラッシの3人は、今日のフィンガースタイル・ギター音楽シーンにおいて、まさしく《別格の存在》である、と私は思う。彼等には、他の追従を許さず自らのギター音楽をひたすら探究する「孤高の旅人」と形容が似つかわしい。で、この新作だが、アレックスは再び我々を新たな「デ・グラッシの世界」に誘ってくれる傑作を作ってしまった。サブ・タイトル『FOLK
SONGS FOR THE 21ST
CENTURY』とジャケット裏面に記された『Contemporary
arrangement for
guitar』という言葉からも判る通り、21世紀に弾き伝えたいとデ・グラッシが選んだフォーク・ソングの数々が、彼によってアレンジされたギター・インスト作品として生まれ変わり、収められている。ライナーで彼自身が述べているように、幼い頃に本や両親や学校で教わった歌、「それらを決まった歌詞とメロディーとリズムを持ったトラディショナル・フォークとして考えるに至った」彼は、フォーク・ソングを広義に捉えており、本作の為に選ばれた全11曲は、とてもヴァラエティに富んでいる。19世紀の西部開拓時代を歌った女性哀歌「Single
Girl」、有名カウボーイ・ソングの「Bury Me Not」と「Streets
of Laredo」、ゴスペル曲「Swing Low Sweet
Chariot」、古いアイリッシュ曲「When Johnny Comes Marching
Home」などを含み、あの有名曲「Oh
Susanna(オー・スザンナ)」でアルバムは幕を閉じる。全作品中2曲で現デヴィッド・グリスマン、クィンテットのメンバー、ジョー・クレイヴンがパーカッションで参加、そのうちの1曲で故マイケル・ヘッジスのライヴやレコーディングのパートナーであったマイケル・マニングがベースで参加するほかは、デグラッシのソロ・ギター作品である。収録作品に耳馴染みがない方もご心配なく。何故なら、デ・グラッシがニュー・アレンジを施したこれらの作品は新たな息吹きを与えられ、まるで新曲のように輝いているので、彼のオリジナル作品を味わうのと同様にお楽しみ頂けると思うからである。アルバム発表ごとに新機軸を打ち出す我等がデ・グラッシの新たな旅立ちに、心からエールを送りたい。必聴アルバムである。 ※買い物カゴでのオーダーはコチラ |
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All 10 songs: Endless Rain/ Down Below/
Vanishing Point/ Ripple/ Cumulus Rising/ AnotherShore/Lost
in the Woods/ The Water Garden/ The Zipper/
Prelude/ ■本作は、アレックス・デ・グラッシが1998年にリリースした通算10作目(ベスト盤1枚を含む)のソロ・アルバムである。彼がこれまで発表したアルバムの中でも一際高い評価を得ており、その年のグラミー賞の『最優秀ニューエージ・アルバム』やインディー・アウォードの『最優秀アコースティック・インストゥルメンタル・レコーディング』にノミネイトされた事も記憶に新しい。そして、グラミー賞というようなメジャーな大舞台での評価だけでなく、本作は彼のアルバムに慣れ親しんできた昔からのアコースティック・ギター・ファンにも発表直後から大好評であった。というのも、彼は本作においてアルバム1枚全てをギター・ソロで演奏しており、それはアレックスの初期アルバム以後は無かった、久々の「出来事」なのであった。1978年のデビュー以来20年目にして自らのキャリアを振り返り、自身の音楽的ルーツに戻るかのようなスタイルで、アルバム全曲をギター1本でレコーディングされた本作は、当然の事ながらアコースティック・ギター・ファンの間で話題となり、本国アメリカでは勿論のこと、我が国でも多くのファンから圧倒的な支持を受けたのだ。ビルボード誌を初め、ギター専門誌や各種の音楽雑誌で絶賛されたのは言うまでもない。ジャケットの雰囲気そのままに「水」をテーマにした繊細かつ流麗な「音」の流れ、彼本来の持ち味を満喫できる佳作揃いのインストゥルメンタル作品、全10曲を収録している。Lowden、Breedlove、Fred
Carlson3種のギターを持ち替えてプレイするデグラッシが、「まだまだ私はヤル気充分ですよ」とばかりに自らの存在感をアピールした傑作だ。アコ−スティック・ギター・ファンなら絶対に聴き逃してはイケナイ。 |
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feat. Michael Manring(bass),
Christopher Garcia(perc.); All 10 tracks: This Side Up/
Homestyle/ Para Mi Alegria/ Yet Again/ Paint It Black/ With
His Hat In His Hand/ McCoy/ The Black Hand/ Curna Brujo/ The
Water Is
Wide/ ■何てカッコいいサウンドなんだろう。いきなり1曲目からガツンとやられて一気に聴いてしまった。アレックス・デ・グラッシとマイケル・マンリング(fretless
bass)とクリストファー・ガルシア(perc.)とのトリオ名義で発表されたニュー・レコーディングによる新譜は、デ・グラッシが旧知の優れたミュージシャン2人と共に辿り着いた新たな「到達点」だ。アルバム・タイトルとなっている「デマニア」というのは、3人の名前の一部を取ったもので、3人としてのユニット名でもある。マンリングは、マイケル・ヘッジスとのライヴ・ステージやレコーディングでデビュー以来からずっと長年の相棒としてアコースティック・ギター・ファンにもすっかりお馴染みだろう。例えばヘッジスのデビュー盤やライヴ盤に収録された「Funky
Avocado」でのファンキーなベース・プレイ、そして傑作アルバム『エアリアル・バンダリーズ』に収録のニール・ヤング作品のカヴァー「After
The
Goldrush」でのゆったりと浮遊するようなフレットレス・ベース・プレイなど、その千変万化・多種多彩なベースの「音」にKOされた方も多いハズ。そんなマンリングとの共演は、予想した以上にスリリングで聴く者に心地よい興奮を与える。幾つものパーカッションを作品に合わせて使い分けるクリストファー・ガルシアは、デ・グラッシとマンリングのデュオ・プレイに寄り添うようなプレイが印象的。収められた作品は、3人それぞれが持ち寄ったオリジナル8曲に、7拍子にアレンジされたローリング・ストーンズの「Paint
It Black (邦題: 黒くぬれ)」と名曲「The Water Is
Wide」の全10曲。もしも、マイケル・ヘッジスが生きていたら「こんなサウンドのアルバムも作ったのではないか」と、そんな事もフッと思ってしまった味わい深いアルバムだ。是非お聴き頂きたい。 |
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All 8 songs: TataMonk/
Sanchaly/ Alba/Encuentros/Perdidas/ Milonguera/etc. |
■アレックス・デ・グラッシの主なアルバム■
●ALEX DE GRASSI / THE WORLD'S GETTING LOUD
\2800(会員\2700)
品切れ中
●ALEX DE GRASSI / BEYOND THE NIGHT SKY('96)
\2800(会員\2700)
品切れ中
下記の『AS YOU DRIFT
AWAY』としてタイトルを変えて再発売されています。
●ALEX DE GRASSI / THE WATER GARDEN('98) \2480(会員\2380)
●ALEX DE GRASSI / BOLIVIAN BLUES BAR('99) \2800(会員\2700) 品切れ中
●ALEX DE GRASSI / TATAMONK('00) \2480(会員\2380)
●ALEX DE GRASSI / NOW AND THEN: FOLK SONGS FOR THE 21ST CENTURY('03) \2480(会員\2380)
●ALEX DE GRASSI / AS YOU DRIFT AWAY ('08) \2480(会員\2380)
●ALEX DE GRASSI-MICHAEL MANRING-CHRISTOPHER GARCIA / DEMANIA('07) CD-1003 \2480(会員\2380)
●ALEX DE GRASSI / SOUTHERN EXPOSURE
完売しました。
CDは廃盤の為、再入荷の予定はありません。尚、このアルバムの廃盤LPが新品アメリカ盤(1800円)で限定入荷中。
アレックス・デ・グラッシさんがプー横丁の 30周年記念ページ
企画「私の好きな3枚のアルバム」に原稿を寄せて下さいました。
興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。(2003年4月記)
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