トレース・バンディ / TRACE BUNDY

アコースティック・ギター のメニュー画面へ戻る
★このページに掲載の商品をご注文の場合は、メールやお電話でも受け付けておりますが、
 買い物かごによるご注文は、プー横丁が運営していますネットショップ
Shop at Pooh Corner でご購入頂けます。
 すでにプー横丁の通信販売をご利用の方は、「Shop at Pooh Corner」ご利用の前に
こちらをお読み下さい。

「お薦めのギタリスト」のページに戻る

トレース・バンディ、2008年9月20日〜28日の初来日コンサート・ツアーでは
沢山のお客様が各会場に足をお運び下さいました。
改めて御礼申し上げます
 
 もしも故マイケル・ヘッジスが彼の演奏を観たら、きっと驚きの声を上げるに違いない。
【Player誌08年9月号に掲載された『ミサイル・ベル: MISSILE BELL - The DVD』レビューより】

トレース・バンディがアメリカ「Acoustic Guitar」誌の2008年度「Player's Choice Awards」で金賞と銀賞を獲得しました!!

トレース・バンディは米国の音楽雑誌「Acoustic Guitar」誌による2008年度「Player's Choice Awards」の2部門で受賞するという嬉しいニュースが届きました。これは同誌の読者投票による賞で今回で6年目となり、毎回話題となっているもの。オリンピックのように「ゴールド[金]」「シルヴァー[銀]」「ブロンズ[銅]」のメダルが贈られます。各種の部門がある中、トレースは「FINGERSTYLE GUITARIST」部門でブロンズ・メダルを獲得。因みにこの部門ではトミー・エマニュエルが金、アンディ・マッキーとドイル・ダイクスが共に銀を受賞しました。更にトレースは「MOST PROMISING NEW TALENT」、つまり「新人賞」に当たる部門で堂々のゴールド・メダルを獲得したのです。


■米国コロラド州のアコースティックNINJA[忍者]、トレース・バンディ登場!!

 また1人ユニークで興味深いフィンガースタイル・ギタリストが登場した。トレース・バンディ。アメリカのコロラド州ボールダーを中心に活躍する若手ギタリストで、地元コロラドで行われた「GUITARS ON THE RIVER」というフィンガースタイル・ギター・コンテストで優勝している実力派だ。既に3枚のソロ・アルバムを発表している。注目されるようになったのは、04年にリリースされた3作目のアルバム『ADAPT』。正確無比な両手タッピングは、プー横丁のベストセラーの1つジャスティン・キングの『Le Bleu』でのプレイを彷佛とさせたりする。でも、トレースのユニークなのは、タッピング・プレイに加え、複数のカポ(スタンダード・カポとパーシャル・カポ)を使ったプレイ(演奏中に移動させたり、付けたり外したりする曲もある)が、ヴィジュアル的にも見る者を楽しませてくれる点だろう。
 数年前からメールで連絡は取り合っていたが、08年1月にカリフォルニアで初めてトレースに会って話をする機会があった。1977年生まれの31歳。コロラド大学で土木工学を専攻し、更に同大学の大学院にも進み、卒業後は同大学で臨時講師として2年半にわたって教鞭をとったという。だから「学究肌の寡黙な秀才タイプ」ではないだろうかと何となく想像していたのだけれど、それは見事にハズれ、実際に会った彼はユーモアを交えながら誰とでも気さくに話する好青年だった。ギター音楽に魅せられ、20代後半にプロ・ミュージシャンになる決心をしたトレース・バンディ。彼の音楽への真摯な思いは、そのオリジナル作品からも充分に感じられる。
 00年になって初めて聴いたというマイケル・ヘッジスからの影響について私が質問したら「確かにタッピングやギターを使ったパーカッション・プレイにインスパイアされたけれど、僕がヘッジスから最も影響を受けたのは彼のクリエイティヴィティ(創造性)なんだ。思いついた新しいアイデアは色々と試していけば良いんだ、という事を教わった気がする。例えば、色んな種類のカポを使って演奏するとか、そのカポを演奏中に移動させるとかっていう僕のスタイルは、ヘッジスから学んだものじゃないし、彼はそんな事は全くやっていない。けれども、そんなアイデアを躊躇せずに僕が実行できたのは、ヘッジスの存在と彼の持っていた創造性からの影響があったからこそなんだ」と話してくれた。
  因みに彼が「アコースティック忍者」と言われるようになったのには、理由がある。2作目の『SOLOMON'S SPLENDOR』と『ADAPT』には、それぞれ別ヴァージョンでの「Acoustic Ninja」という彼のオリジナル作品が収録されているが、そのタイトルは幼い頃から忍者が好きだった彼が気軽な気持ちで付けたものだった。ある新聞にトレース自身の事が掲載された際に曲目ではなく、トレース自身の事を「アコースティック・ニンジャ」として紹介され、それ以降は多くのファンが彼を「アコースティック・ニンジャ」と呼ぶようになったという。因みに本作を含む彼のこれまでのアルバムは、いずれも「Honest Ninja Music」という彼自身のレーベルからリリースされている。オネスト・ニンジャ、つまり誠実な忍者、正直者の忍者という訳であり、トレースの忍者好きも相当のものだと感心するのだ。
 そして、2008年にライヴDVD『ミサイル・ベル: MISSILE BELL: The DVD』をリリース。この最新作は、プー横丁のレーベル、スライス・オブ・ライフ(Slice of Life)から6月25日に国内版として発売させて頂いた。9月には初来日ツアーも実現。岸部眞明氏とのジョイント・コンサート(関東4ヶ所)や住出勝則氏とのジョイント・コンサート(大阪公演)、それに単独公演も含め全国7ヶ所で8回のコンサートを行い、大好評頂いた。(2008年記: プー横丁店主: POOH)


新譜CD
トレース・バンディの新譜『Elephant King』CDとDVDの2枚組発売中。只今、送料無料で発送しています!!
●TRACE BUNDY / ELEPHANT KING [CD+DVD] ('12) ≪送料無料  CD+DVD-2012 \3400(会員\3300)

≪Studio CD≫ All 11 tracks: Elephant King/ Joy & Sorrow/ Traverse/ Tres Capos/ Timepiece/ Adventures in Sawyerland/ Be Still/ Overtime/ Bongolo/ Coronation/ Anchor/ 
≪Live DVD≫ All 9 songs: Elephant King/ Bongolo/ Traverse/ Tiny Lolf's Journey/ Overtime/ Joy & Sorrow/ Hot Capo Stew/ Dueling Ninjas/ Becca and the Blue Capo/
■トレース・バンディが4年ぶりで発表した待望のニュー・アルバムである。04年に発表した『ADAPT』で一躍注目され、08年のCD付きDVD『ミサイル・ベル: MISSILE BELL - The DVD 』をリリース後に初来日ツアーが実現。その圧倒的なライヴ・パフォーマンスで日本のソロ・ギター・ファンを大びさせたことも記憶に新しいトレース・バンディ。スタジオ録音のCDとライヴDVDの2枚組アルバムである、この最新作『ELEPHANT KING』でも基本的には『ADAPT』以降のスタイルを踏襲していて、2曲目「Joy & Sorrow」では2本のギターをDメジャーとDマイナーにそれぞれチューニングし「喜び(Joy)」と「悲しみ(Sorrow)」を表現している。この曲はライヴDVDにも収められており、曲中でギターを取り替えたりしつつも、紡ぎ出される音はあくまでもリリカルな、いつものトレースのサウンドを目でもお楽しみ頂けるだろう。また、昨年に長男が生まれ父親となったトレースがその息子ソウヤーに捧げた「Adventures in Sawyerland」も収録。ライヴDVDには本作からの新しい作品5曲のライヴ映像のほか、5個のカポをネックに付けて演奏する「Hot Capo Stew」と超絶両手タッピングを駆使して2人の忍者の戦う様を表現した「Dueling Ninjas」という有名&人気曲も新たに録画された今回のコンサート・ヴァージョンでによる全9曲が収録されている。8面(四つ折り)のスペシャル紙ジャケット・パッケージも話題となっているスレース・バンディのニュー・アルバム、是非お聴き頂きたい。
※買い物カゴでのオーダーはコチラ
■尚、このトレース・バンディの『ELEPHANT KING』をオーダー頂いた方には、送料無料(当店負担)で発送させて頂きます。
※発送方法はこちらで選ばせて頂きます。代引の場合は代引手数料350円をご請求させて頂きます。


トレース・バンディが2008年にリリースしたスタジオ録音によるアルバム!!
◆TRACE BUNDY / MISSILE BELL Part 2: THE STUDIO CD('08)   CD-HN-2008 \2800(会員\2500)

 produced by Trace Bundy; recorded, mixed and mastered by Chris Coleman; All 15 tracks: Communion/ Urban Challenge/ Deleted Scene 1 - Plowshares/ Invocation/ Liturgy/ Becca and the Blue Capo/ Missile Bell/ Interlude/ Tiny Lolf's Journey/ Love Song/ Refugee/ Deleted Scene 2 - Pruninghooks/ Retroverse/ Hot Capo Stew/ Sweet Child O' Mine/ ■08年9月に初来日し、全国7ヶ所・8公演を行い多くのギター・ファンに深い感動を与えたトレース・バンディ。彼のスタジオ録音によるニュー・アルバムが早くも届けられた。こんなにも早く新作が発表されたのは、実はトレースは最初から「連続した2部作」としてシリーズで発表しようとしていたからで、国内版として発売中のライヴDVD『ミサイル・ベル: THE DVD』が前編であり、この『MISSILE BELL[ミサイル・ベル] Part 2: The Studio CD』と題された新譜は後編。つまり、同じ「ミサイル・ベル」シリーズの第2弾という訳である。スタジオ・レコーディングされた収録作品15曲は殆どがトレースのオリジナル作品で、当然のことながらライヴ・ヴァージョンが『ミサイル・ベル: THE DVD』に収録された「Communion」「Liturgy」「Missile Bell」「Love Song」「Retroverse」「Hot Capo Stew」なども新たにアレンジされた別ヴァージョン。特にライヴでは必ず演奏する「Hot Capo Stew」(カポを5コ使用して演奏される曲)が本作で初めてスタジオ録音ヴァージョンが収められたのも嬉しい。未発表作品の事も少しご紹介しておくと「Urban Challenge」はルーピング・ペダルを使って1人多重録音でアコースティック・ギターの音を重ねていき、そのオケをバックにソロ・プレイを披露する人気曲。「Becca and the Blue Capo[ベッカとブルーのカポ]」は愛妻ベッカさんに捧げられた曲で、ブルーのカポを使って両手タッピングで美しくも可愛いメロディがソロ・ギターで紡ぎ出される。アルバムのラストに収められた「Sweet Child O' Mine」は、何とガンズ・アンド・ローゼズの曲で彼等が87年に発表したデビュー・アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』に収録されていた曲。オリジナルのヴァージョンのイントロで流れる印象的なエレキギターのリフをアコースティック・ギターのハーモニックス・プレイに置き換え、このスローなハードロック・ナンバーを美しく荘厳さも漂うギター・インストにアレンジしたトレースのセンスに脱帽。58分を超える全15曲の「物語」は聴く者をまた新しいトレース・バンディのギター音楽の世界へと誘う。知らぬ間にゆったりと心地よい気分にさせてくれるピュアーな音楽である。
 ※買い物カゴでのオーダーはコチラ


Hello to all my guitar fans in Japan,
I just returned from a wonderful tour of your country. It was my first time playing in Japan, and it was a great trip! I played 8 concerts in total, taught 1 workshop, and got to experience the amazing foods and culture of Japan (I also got to meet someone famous: Kotaro Satomi from Mito Komon!) It was an honor to stare the stage with guitarists Masaaki Kishibe and Masa Sumide, and play on the radio show of Kotaro Oshio. I'm already looking forward to returning! Thanks to Pooh-san for organizing the tour! - Trace Bundy

日本のギター・ファンの皆さん、こんにちは。
素晴しかった日本ツアーから帰って来ました。日本で演奏したのは今回が初めてだったんですが、グレイトな旅でした。8つのコンサートと1つのギター・ワークショップをし、美味しい食べ物と素晴しい日本の文化を経験しました(水戸黄門の里見浩太郎さんにも会いましたよ!)。マサアキ・キシベとマサ・スミデともステージを共にすることができ、コータロー・オシオのラジオ番組にも出演させて頂きました。また来日できる日を楽しみにしています。トレース・バンディ

プー横丁のレーベル、スライス・オブ・ライフから発売されました。
◆TRACE BUNDY / ミサイル・ベル: MISSILE BELL - The DVD [62分DVD+ボーナス・ライヴCD]  DVD/CD-3003 \3800 今だけ特価 \2800

 Filmed live at the Boulder Theater, November 24th, 2007; [DVD] All 9 songs [plus 2 bonus songs] Porch Swing/ Liturgy/ Communion/ Stone's Serenade/ Missile Bell/ Love Song/ Refugee/ Hot Capo Stew/ Retroverse/ Plus Bonus Features: Fount Thou Come/ Joy to the World/ Carol of the Bells/ and more [Photo album]; [CD] All 10 tracks: Porch Swing [3:57]/ Liturgy [4:54]/ Communion [4:46]/ Stone's Serenade [4:30]/ Fount Thou Come [3:12]/ Missile Bell [5:30]/ Love Song [5:27]/ Refugee [5:36]/ Hot Capo Stew [3:06]/ Retroverse [7:07]/ ■トレース・バンディの最新作は、彼の地元であるコロラド州ボールダーのボールダー・シアターで行われたコンサートを収録したライヴDVDとそのライヴCDをセットにしたもの。DVDには9曲収録とあるがボーナスとして「Fount Thou Come」と「Christmas Medley」2曲の映像と演奏が収められているので実際は11曲収録ということである。ライヴCDには「Carol of the Bells」以外の同コンサートのライヴ10曲が収録されている。幾つものカポを使っての両手タッピングや手だけでなく肘でもギターのボディ・ヒッティングをやったりと、自由な発想と豊かな音楽的バックグラウンドを窺わせる音作りで、聴く者に深く静かな感動を与える。タッピング・プレイというとアップテンポのものばかりを想像しがちだが、本作のタイトル曲「Missile Bell」や「Liturgy」「Love Song」「Refugee」、ボーナス・トラックのクリスマス・メドレーの「Carol of the Bells」などに顕著なようにトレースのオリジナル作品は流麗なメロディの中にタッピングによるフレーズが違和感なく見事に溶け合ってプレイされており、サスガだなぁと思う。CDとDVDがセットになった『ADAPT』発表から4年が経った今「更に進化したトレース・バンディ」を是非お聴き頂きたいと思う。日本語解説付き。
※買い物カゴでのオーダーはコチラ
【Player誌08年9月号に掲載された『ミサイル・ベル: MISSILE BELL - The DVD』レビューより(抜粋)】DADGADチューニングと特殊なカポを使った斬新な演奏は、ソロギタリストとしての可能性を最大限追求したとてもユニークな内容。アコースティック・ニンジャと呼ぶに相応しい超テクニカルで個性的なパフォーマンスの連続だ。もしも故マイケル・ヘッジスが彼の演奏を観たら、きっと驚きの声を上げるに違いない。

 

■トレース・バンディから『ミサイル・ベル: The DVD』に関するメッセージが届きました!!
 Greetings to my friends and fans in Japan!
 I am pleased to announce the release of my latest DVD "Missile Bell - Part 1" in Japan. This DVD contains over an hour of concert footage, including bonus features and lots of close-up angles for all you guitar enthusiasts out there. Each purchase includes a free live CD. I am very proud of this album and I think you will really like it. Enjoy! - Trace Bundy

 日本の友人の皆さん、そしてファンの皆さん。
 僕の一番新しいDVD作品『ミサイル・ベル: THE DVD』が日本で発売されることになり、嬉しく思っています。このDVDには僕のコンサートのライヴ映像と演奏が1時間余り収録されています。ボーナス映像も含まれていますし、熱心なギター・ファンの方の為に「手元アップの映像」も沢山入っています。DVDは、そのコンサートのライヴCDも付いています。この新譜が発表できたことを誇りに思っていますし、皆さんに気に入って頂けたら、こんなに嬉しいことはありません。是非お楽しみ下さい! - トレース・バンディ

Trace on YouTube: http://www.tracebundy.com/YouTube.html


CD
●TRACE BUNDY / A FEW SONGS FOR CHRISTMAS('07)       \1800(会員\1700)

 All 5 tracks: O Come All Ye Faithful/ Joy to the World/ Carol of the Bells/ O Holy Night/ O Come, O Come, Emmanuel/ ■トレース・バンディが07年12月に限定リリースしたクリスマス・ミニ・アルバム。最新ライヴDVD『ミサイル・ベル: The DVD』のボーナス映像として収録されたライヴ・ヴァージョンでのクリスマス・メドレー3曲の元となった「O Come All Ye Faithful」「Joy to the World」「Carol of the Bells」のスタジオ・ヴァージョンも収録。昨年リリース時は即完売で入荷できなかったので、今回まだ時期は少し早いけれど、販売を開始した。紙ジャケット仕様の限定入荷アルバム。どうぞお早めに。
 ※買い物カゴでのオーダーはコチラ

 

 

 

 


●TRACE BUNDY / ADAPT [CD+DVD]      CD-HN-5463 \4200(会員\4100)

 [DISC 1: STUDIO CD] All 12 tracks: Bristlecone/ Dueling Ninjas/ Porch Swing/ Adapt/ Stone's Serenade/ Patanga/ Acoustic Ninja/ Cloud Forest/ Canon/ Trespass/ Ditty/ Moon Rise/ [DISC 2 - LIVE DVD: Recorded live at Flatirons Theater, June 30th, 2004] (69:30); All 8 tracks: Dueling Ninjas/ Bristlecone/ Canon/ Urban Challenge/ Trespass/ Adapt/ Patanga/ Hot Capo Stew/ Plus lots of fun Bonus Features/ ■トレース・バンディの評判を決定づけた3作目『ADAPT』がコレ。スタジオ録音盤とライヴDVDがセットになったもので、自主制作でそんなのを作ってしまった事にも驚いたが、ライヴでもスタジオ・レコーディングと変わらぬ優れた演奏を披露しているのに感心した。正確無比な両手タッピングは、プー横丁のベストセラーの1つ、ジャスティン・キングの『Le Bleu』でのプレイを彷佛とさせたりする。でも、トレースのユニークなのは、演奏は凄くシビアなのに真面目におかしな事をやらかすというか、ちょっとトボケたユーモアを感じさせるところだ。小さい頃からニンジャ(あの忍者です)が大好きで、曲のタイトルに「Acoustic Ninja」とか「Dueling Ninjas」なんて付けたりしているし、ライヴDVDで「Acoustic Ninja」をプレイしている途中で突然ステージに忍者2人がロープに掴まって登場し、トレースの後ろでチャンバラをやったりしてしまう(その模様はDVDに収録されていてケッサクなのだけれど、詳しくいうとご覧になる楽しみ半減だからナイショ)のだ。こんなフィンガースタイル・ギタリストのソロ・コンサートってありましたっけ。モチロン、観客は大喜び。通常のカポ以外にパーシャル・カポを大小(長短?)順次ネックにセットし、エンディングで取り付けた5個のカポを下から次々と外して最後のフレーズでキメるというようなオリジナル作品「Hot Capo Stew」もあったりとか。それは奇を衒うという感じではなく、彼のサービス精神というか、お茶目な一面が出ているのだと思う。そう、超絶テクを披露しつつも「大らかにプレイしている」感じが見てとれて、上手いなぁ(実際上手いのだけれど)とか凄いなぁというよりも「楽しそうに演奏してるなぁ」「この曲も面白そうだなぁ」と聴く者に思わせる魅力が彼のパフォーマンスから滲み出している訳である。CDは全12曲で収録時間56分、DVDは全8曲プラス色々なボーナス映像も含めて収録時間69分余。
 ※買い物カゴでのオーダーはコチラ


●TRACE BUNDY / O NIGHT DIVINE('99/'03)      CD-HN-5572 \2800(会員\2700)
品切れ中

 All 9 tracks: What Child is This/ Silent Night/ A Mighty Fortress/ Away in a Manger/ O Holy Night/ Jesu, Joy of Man's Desiring/ O Little Town of Bethlehem/ We Three Kings/ Ode to Joy/ ■オリジナルは99年12月にリリースし、03年に再発売したアルバム。
 ※買い物カゴでのオーダーはコチラ


●TRACE BUNDY / SOLOMON'S SPLENDOR('00/'03)      CD-HN-5573 \2800(会員\2700)

 All 12 tracks: Blazing Son/ Moonstones and Chromosomes/ Acoustic Ninja/ Solomon's Splendor/ Spamtown USA/ Winter Wheat/ Ead's Alpine Experience/ The Simple Ways/ Majmin/ Alabaster/ Jugo de Naranja/ Lullaby on Three/ ■オリジナルは00年1月にリリースし、03年に再発売したアルバム。


※下記にトレースから日本のギター・ファンの皆さんへのメッセージが届いていますので、ご紹介します。(複製厳禁)

Hello to my friends in Japan! I hope you enjoy my CDs and DVD. Some people ask me about my songs names about "Ninja". Here is the full story:

Well, as a kid I was really interested in the ninja. Later on, I had to name some of my songs and I chose the name "Acoustic Ninja" because I my music is acoustic, and because of my childhood interest in ninja. A few years later a newspaper wrote an article about my music refering to ME as the "Acoustic Ninja". Soon, my fans started calling me the Acoustic Ninja too.

Later, I wrote a song where my left hand plays the higher melody notes, and my right hand plays the lower bass notes at the same time - very difficult. I named the song "Dueling Ninjas" because my fingers appear to be fighting each other.

Well, that's the story. Enjoy!

Trace Bundy - www.AcousticNinja.com

ハロー、日本の皆さん! 僕のCDやDVDを楽しんで頂ければ嬉しいです。僕の曲に「Ninja(忍者)」という言葉が付いている事で訊ねられることがあります。その理由をお話しましょう。

えーっと、子供の頃に凄く忍者に興味があったんですよ。 それからずっと後になって、幾つかの僕の曲のタイトルを決める時に「アコースティック・ニンジャ」って付けたんですよ。だって僕の音楽はアコースティックだし、子供時代は忍者に興味があった訳ですしね。数年後に新聞記事で僕の音楽の事が載った時に(曲名じゃなくて)僕の事を「アコースティック・ニンジャ」って書かれたんです。すぐに僕のファンの人達も僕を「アコースティック・ニンジャ」と呼ぶようになったという訳です。

それから、左手で高音のメロディ・パートをプレイし、同時に右手で低音のベース・パートをプレイするという曲を書いたんです。(演奏するのは)凄く難しいんです。その曲に僕は「デュエリング・ニンジャ」って名前を付けたんです。僕の手の指がケンカし合ってるように見えますからね。

えーっと、以上のような訳です。どうぞ楽しんで下さい。

トレース・バンディ


■トレース・バンディが使用しているカポタストについて
 通称カポ(正式名カポタスト)はギターのフレットにはさんで使用する物で、例えば1フレットにつければ全体の音が半音上がり、2フレットにつければ一音上がるというもの。そして、6本の弦をすべて押さえる従来のカポに対し、一部の弦を押さえるように作られたパーシャル・カポがある。まだ使っているプロ・ミュージシャンは多くないようだが、トレースがいつも使用するカポの種類を説明しておくと、スタンダード・カポは1〜6弦を全て押さえる通常のカポ。ファイブ・ストリング・カポ(Five String capo)は、トレースが使用しているカイザー(Kyser)社ではドロップD・カポと呼ばれているもので、6弦に当る部分が浮いていて他の1〜5弦のみを押さえるようになっている。フォー・ストリング・カポ(four String capo)は、1弦〜4弦を押さえるようになっている。スリー・ストリング・カポ(Three String capo)は、別名ショートカット・カポといい、1弦側から付けた時には2〜4弦を6弦側から付けた時には3〜5弦の3つの弦を押さえるようになっているものだ。だから、例えばファイブ・ストリング・カポを2フレットに付けると「ドロップDチューニングにしてスタンダード・カポを2フレットに付けたのと同じ音の配列、EBEAC#F#」になるし、スリー・ストリング・カポを6弦側から付けた時には3〜5弦の3つの音がそれぞれ1音上がるので「DADGADチューニングにしてスタンダード・カポを2フレットに付けたのと同じ音の配列、EGEABE」になる。簡単にドロップDやDADGADのチューニングが得られるという訳だ。蛇足ながら、英語ではカポではなく、ケイポと発音する。

「お薦めのギタリスト」のページに戻る

ご注文がお決まりになられましたら、Eメールで、ご希望の商品・数量・お名前・ご住所・お電話番号をお書きの上、お申し込み下さい。折り返しメールにてご連絡させて頂きます。



[ギター新譜 CD][A・ギターお薦めCD ][A・ギター関係のCD在庫リスト ][ギター教則本][アコースティック・ギター ビデオ][アコースティック・ギター DVD][日本人ギタリスト][中川イサト][住出勝則][小松原俊][黄家偉][MICHAEL HEDGES][岸部 眞明][押尾 コータロー][下山亮平][CHET ATKINS][TOMMY EMMANUEL][Acoustic Music Records][お薦めのギタリスト紹介][雑誌(フィンガースタイル・ギター誌)]

プー横丁のトップページへ