エリック・モングレイン / ERIK MONGRAIN

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エリック・モングレインの最新アルバム!!
●ERIK MONGRAIN / FORWARD ('12)                     CD-EM-2012 \2400(会員\2300) 品切れ中
 All 9 tracks: Fearless/ The Daisy Fields/ Rhythms of I/ Forward/ Salvation/ Verso/ Aftermath/ Quantum/ The Happy Couple [by Michael Hedges]/ ■エリック・モングレインのニュー・アルバムが届いた。心に沁みる新曲9曲が収められている。私見によれば、モングレイン(1980年生まれ)とアンディ・マッキー(1979年生まれ)とアントゥワン・デュフール(1979年生まれ)、それにジャスティン・キング(1979年生まれ)の4人は、ほぼ同い年であるだけでなく、共にマイケル・ヘッジスの音楽的遺産、ギター・スタイルを見事に引き継いでいるトップランナーたちである。現在51歳のドン・ロスを別格の存在とするならば、彼等4人はヘッジス・スタイルから各々の個性や持ち味を生み出し、いずれも甲乙付け難い優れた内容のソロ・アルバムを発表してきた才能あふれるソロ・ギタリストたちだ。その中でも特にモングレインはヘッジスの残したオリジナル作品の中に窺える内省的な部分、(誤解を恐れずにいえば)翳りのある作風を最も強く深く自身のオリジナル作品に反映させているアーティストといえるだろう。その事はデビュー・アルバム『フェイツ』にも顕著に表れていた。そんなモングレインの前作から4年ぶりで発表された本作は、彼のマネージャー宅の居間でレコーディングされた「これ以上アット・ホームな雰囲気は無いだろう」という環境のもと、リラックスして行われた。オリジナル作品での更に研ぎ澄まされたギター・プレイに思わず唸ってしまう。ヘッジスのファースト・アルバム『Breakfast in the Field』収録の2曲目「I Am Not」をカヴァー曲として選んだ彼のセンスにも嬉しくなる。是非お聴き頂きたい。
 
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エリック・モングレインのセカンド・アルバム!!
●ERIK MONGRAIN / EQUILIBRIUM('08)     \2480(会員\2380)

 All 9 tracks: Ripple Effect/ Alone in the Mist/ Equilibrium/ Muse/ Silent Fool/ Pandora's Box/ Eon's Illusion/ Raindigger/ Maelstrm/ ■遂にリリースされたエリック・モングレインのセカンド・アルバム。昨年12月の来日時のステージでも披露した「Ripple Effect」「Alone in the Mist」「Equilibrium」「Silent Fool」「Raindigger」なども含む全て新曲の9曲を収録。ラップタッピング・スタイルを使った作品は含まれていないが、オリジナル作品そのもののクォリティはデビュー盤『フェイツ』と遜色のないもので、彼の心象風景を見事に表した作品は、エリックならではのもの。じっくり聴き込むほどに味わいが増す好アルバムだ。
 
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エリック・モングレインの日本語解説付き国内盤、絶賛発売中!!
※エリックモングレインのラップタッピングによるギターソロ曲「エアータップ[AirTap!]」が入っているのは、このアルバム『フェイツ [Fates]』です。
◆ERIK MONGRAIN / フェイツ [Fates]  《 日本語解説付き国内盤 》   SLCD-3002 \2600+消費税

 All 10 tracks: PercusienFa/ Fates/ La Derniere Pluie/ Fusions/ Geometrie D'une Erreur/ Mais Quand?/ AirTap!/ Confusion #8/ Interpretations/ I Am Not/
 18歳の時にドン・ロスを聴いたのがきっかけで、エレキからアコースティック・ギターに持ち替え、マイケル・ヘッジスのギター音楽を知ったことでヘッジスの奏法を独自に発展させたラップ・タッピング・テクニックによるギター・スタイルを編み出した話題のエリックモングレインのデビュー・アルバム。収録された全10曲は、いずれも彼のオリジナルのインストゥルメンタル作品。ラップ・タッピング・スタイルの「AirTap!」「PercusienFa」、マイケル・ヘッジスの影響も窺わせる「Fusions」や「Interpretations」など、パーカッシヴなプレイから導かれたグルーヴ感で一杯の作品もあれば、流れるような美しいメロディの作品もあり、それぞれが異なった表情と色彩を放っている素晴らしいアコースティック・ギター・アルバム。これは日本語解説付き国内盤。 
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2007年6月にテレビ番組「世界音楽遺産」(NHK)で紹介され話題となり、同年12月には、横浜みなとみらいホール大ホールでのコンサート「ゴンチチ世界音楽紀行」のゲストとして初来日を果たし、大好評を博す。


●ERIK MONGRAIN / FATES('07)       \2400(会員\2300)
只今、品切れており、このアルバムの販売は国内盤のみとなります。

 All 10 tracks: AirTap!/ PercusienFa/ Fates/ La Derniere Pluie/ Fusions/ Geometrie D'une Erreur/ Mais Quand?/ Confusion #8/ Interpretations/ I Am Not/
 18歳の時にドン・ロスを聴いたのがきっかけで、エレキからアコースティック・ギターに持ち替え、マイケル・ヘッジスのギター音楽を知ったことでヘッジスの奏法を独自に発展させたラップ・タッピング・テクニックによるギター・スタイルを編み出した話題のエリック・モングレインのデビュー・アルバム。収録された全10曲は、いずれも彼のオリジナルのインストゥルメンタル作品。ラップ・タッピング・スタイルの「AirTap!」「PercusienFa」、マイケル・ヘッジスの影響も窺わせる「Fusions」や「Interpretations」など、パーカッシヴなプレイから導かれたグルーヴ感で一杯の作品もあれば、流れるような美しいメロディの作品もあり、それぞれが異なった表情と色彩を放っている素晴らしいアコースティック・ギター・アルバム。是非お聴き下さい。
好評発売中!!

2007年6月にテレビ番組「世界音楽遺産」(NHK)で紹介され話題となり、同年12月には、横浜みなとみらいホール大ホールでのコンサート「ゴンチチ世界音楽紀行」のゲストとして初来日を果たし、大好評を博す。


エリック・モングレイン国内盤『フェイツ』発売に際して頂いたコメントをご紹介します。

「エリックの音楽」
昨年の初夏でしょうか。エリックを初めて、YouTubeで観たのは。
その驚異のギター・パフォーマンスに度肝を抜かれた僕は、日本のタッピング・ギターの雄、押尾コータロー氏に即座にメールしたのでした。
氏なら、きっと知っていて、「そりゃ、もうその世界では皆知ってますよ」と、エリックの情報を教えてくれるものと思っていたからです。
ところが、押尾氏もまだ知らなかったのです。(その後、心優しい押尾氏は、色々調べられて、僕に彼の詳しい情報を教えて下さったのですが)

そうこうしている内に、僕達ゴンチチに、TVの仕事が舞い込んで来ました。内容は「今、会いたい音楽家に会いに行く」という趣旨のもの。
まさに、渡りに船です。僕は、真っ先に「エリック!!」と叫びました。何んとかして、彼の生の演奏を、この目で確かめたいと切に思っていたからです。

思えば叶うものなのか、今年の3月、僕は、カナダの彼のマネージャーの自宅で、エリックと会っていました。
目の前にした、実際のエリックは、とてもシャイで謙虚で、そして何処かに力強い意志を持った若者でした。
もっとも、ギターを持って(普通の持ち方、弾き方ではありませんが)演奏に入ると、途端に驚異のパフォーマーに変身しました。
まさに、あのYouTubeで観た通りの驚くべき演奏でした。

けれど、僕がエリックに強く惹かれた理由の一つは、彼が奏でる音楽そのものが良かったからです。
その点、彼の驚異の奏法は、一つの橋渡しでしかありません。彼の本質、つまり「エリックの音楽」に導く一つの橋です。
そしてもう一つ強く惹かれる理由は、驚くべき技術をひけらかすのではない、その内省的な、彼の演奏態度です。

今回リリースされるアルバムにも、生演奏と同じように、純度の高い「エリックの音楽」が一杯詰まっています。
そして、年末には、何と、エリックが日本にやって来るのです。
彼の驚異的な演奏を通して、彼の中の「エリックの音楽」に触れて頂きたいと、切に願う今日この頃です。

ゴンザレス三上


先日、プー横丁店主のプーさんより
「ゴンチチのお二人がモングレイン氏を訪ねる
ドキュメンタリー番組が放映されます」とのメールを頂き、
運良く拝見することができました。
ウワサの革新的な奏法はもちろん
何より彼の音楽の素晴らしさに感銘を受けました。

その後、アルバム『Fates』のCDを聴いて
彼の作る楽曲は、自身の優れたパフォーマンスを披露するためにあるのではなく
モングレイン氏自身が”作曲家として”表現したいことを実現すべく
”演奏家として”の技巧を身につけていったのでは?
という印象を受けました。
皆さんはいかがでしょう?

佐橋佳幸(山弦)


エリック・モングレイン
彼に遭遇したのは
1年くらい前にyoutubeを友人ギタリストと見ていた時です。
はじめは「何だか変な弾き方だな〜〜っ」
なんて言いながら笑って見てましたが、
その内に笑顔も消えて「すすす 凄い!」の連発。
膝に抱えたギターからタッピングやハーモニクス、
シーケンスフレーズを華麗に演奏する彼の姿に、
最後は「これは、、、新しいギター奏法の幕開けじゃ!」と感動して、
youtubeで何度もエリック・モングレイン見てしまいました(笑)

絵画のような繊細なタッチ
一人で演奏しているようには聞こえない
ハーモニーとリズム。
そう、それはMichael Hedgesを彷彿させるテクニックと感性。
またこんな凄い人が登場して来て、、、

ギタリスト諸君
寝る間を惜しんで練習する事になりそうですよ(笑)

稲葉政裕


「このアルバムを聴けば、誰もがステイルメイト状態になること間違いなし!」

「AIR TAP」に代表される躍動感に満ちた曲や、
「FATES」のような、力強い生命力溢れる曲などなど、
エリックの描き出す素晴らしい風景に心から感動した。

それはこのアルバムが、
決して室内楽として超絶なテクニックのみを
味わうものじゃないってことを、
そして楽器を奏でることだけが音楽じゃないということを
気づかせてくれるからだ!

なぜならギターのボディーをパーカッションとして叩き鳴らす、
その膝の下にはストリートがあり、
その下には大地があり、
その下には地球があるからだし、

タッピングされ生み出される多彩な
ハーモニーは空気を伝わり、
空に広がり、
さらには宇宙に響き渡るからだ。

すべての人々にエリックとその楽曲の素晴らしさが
伝わりますように。

Dr. KyOn

2007・10・22



エリック・モングレインについて notes by POOH(プー横丁店主)
 この「お薦めのギタリスト」のコーナーでは、例えばスティーヴン・ベネットのように多くのアルバムを発表しているギタリストから、ジャスティン・キングのように現在入手可能なソロ・アルバムは1枚だけというギタリストまで、そのキャリアや発表アルバムの枚数には関係なく、プー横丁がギター・ファンの皆さんにお薦めしたいフィンガースタイル・ギタリストをご紹介してきたが、このエリック・モングレインのようにまだ1枚もアルバムが発売されていない時点でアーティスト紹介したことは一度も無かった。しかし、今回は例外的にそうする事にした。というのも、エリック・モングレインはそれだけ注目に値するアーティストだと判断したからだ。
 で、詳細は下記のバイオグラフィーをお読み頂くとして、ご存じない方の為にまず彼のプロフィールを簡単にご紹介しよう。カナダのモントリオール出身、1980年4月12日生まれというから、27歳になったばかり。18歳の時にドン・ロスを聴いたのがきっかけで、エレキからアコースティック・ギターに持ち替え、マイケル・ヘッジズのギター音楽を知ったことでヘッジズの奏法を独自に発展させたラップ・タッピングによるギター・スタイルとテクニックを編み出した。ストリート・ミュージシャンとして活動していくうちに次第に注目されるようになり、自らがYouTubeにアップしたオリジナル作品「AirTap!」の演奏と映像が話題となって高評価を得て、既に300万以上のアクセスがあったとのことだ。
 ギターをひざの上に置いての両手タッピングやハーモニックスなど、彼独自の演奏がインターネット上で映像と共に公開され、話題になったエリック・モングレインだが、6月下旬にアメリカ発売(プー横丁には既に入荷し、販売中)される初ソロ・アルバム『FATES』は、リリースを心待ちにしている世界中のファンを感動させるに違いない素晴らしい内容である。
 
話題になっている「AirTap!」は、スペインのサン・セバスチャンで朝9時にエリックが木陰の下にある石段に座り、左にコーヒーを置きひざの上にギター置いていたら、メロディがふと浮かんだ曲で、その時は喜びで心が一杯になって夢中でそのメロディを弾き続けたそうだ。同じラップ・タッピング・スタイルの「PercusienFa」、マイケル・ヘッジスの影響も窺わせる「Fusions」や「Interpretations」など、パーカッシヴなプレイから導かれたグルーヴ感で一杯の作品もあれば、流れるような美しいメロディの作品もあり、それぞれが異なった表情と色彩を放っていて、本当に素晴らしいアコースティック・ギター・アルバムだ。是非お聴き頂きたい。

 ※蛇足ながら、Mongrainという彼の苗字の日本での表記は、一部に「モングレン」となっていることもあるようですが、エリック本人とも相談し「モングレイン」という表記にしています。

尚、エリックからプー横丁に日本のファンの皆さんへのメッセージが届きましたので、下記にご紹介します。
12月には横浜で行われるゴンチチのコンサートにゲストとして出演することが予定されており、
エリック自身もその初来日を大変楽しみにしているようです。

My first Japanese experience !
 I cannot wait to go to Japan to play for you guys ! I like travelling and your country always
has been a place I really wanted to visit and go play music to. I really hope you enjoy the TV
show with me and GONTITI ! I really look forward to show you all what musical colors I can
deliver, the way I approach the guitar isn't limited to lap tapping and I am sure you guys will
enjoy it !
 I will see you all in Yokohama !
 I am very happy that Pooh Yokocho wiil be the exclusive distributor of my cd "Fates" in Japan.
Even before my cd was completed 2 years ago they wanted to take care of it. Thank you Mr. Pooh
to believe in me and my music !

私は日本に初めて訪れます !
 皆さんの前で演奏する為に私は(2007年12月に)日本を訪れることになっているのですが、
もう早く行きたくて仕方ありません。私は旅行するのが好きで、皆さんの国、日本に行って演奏したいと、
ずっと思っていました。私とゴンチチのお2人が出演するテレビ番組を是非ご覧下さい !
私がお届けできる色とりどりの音楽や、ラップタッピングだけではない私のギターにおける奏法なども
お見せできるでしょう。きっと楽しんで頂けると思います !
 横浜で(12月7日に)お会いしましょう。
 2年ほど前、まだアルバムが完成していない頃から関心を持って頂いていたプー横丁さんが
日本で僕のアルバム『Fates』をディストリビュートして下さる事になったのを
とても嬉しく思っています。僕と僕の音楽を信じていて下さっている事に感謝します。

※エリック・モングレインのソロ・ライヴでの演奏曲目
2007年12月にゴンチチの「世界音楽紀行」コンサートのゲスト出演の為にエリック・モングレインが来日した際は、同コンサートやタワー・レコードの渋谷と新宿の両店でのインストア・ライヴ、それにモングレインからの希望に応える形で急遽実現の運びとなった「プリズントーキョー」でのソロ・コンサートなど、大勢のファンの方々にお越し頂きました。本当にありがとうございました。又、来日中に取材して頂いたメディアの方々にもあらためてお礼申し上げます。

その「プリズントーキョー」でのソロ・コンサートでは、アルバム『フェイツ』には入っていない、今年中にリリースが予定されている次のアルバムに収録予定のオリジナル作品を幾つも演奏しました。その後「演奏曲目を教えて下さい」というお問い合せを沢山の皆さんから頂戴しておりましたので、下記にご紹介したいと思います。

2007年12月8日(土)「プリズントーキョー」ライヴ演奏曲目
ファースト・ステージ: 1. A Ripple Effect; 2. La Derniere Pluie; 3. Fates; 4. Percusienfa; 5. Mais Quand ?; 6. Maelstrom; 7. Gemetrie D'une Erreur; 8. Interpretations;
セカンド・ステージ: 1. Rain Digger; 2. Alone in the Mist; 3. Prototype 16; 4. Fusions; 5. Silent Fool; 6. Equilibrium; アンコール: 7. AirTap; 8. Lisbonne;


エリック・モングレイン・バイオグラフィー / ERIK MONGRAIN BIOGRAPHY

 1980年4 月12 日、エリック・モングレイン(モングレンではなく、モングレインという表記が正しいです)はカナダのモントリオールで生まれました。幼少の頃は、彼は音楽よりもスポーツが大好きな少年でした。
 メタリカ、ジミ・ヘンドリックス、そして主にニルバーナのカート・コバーンらの音楽を聞いて育つうちに、エリックはギターに興味を持ち、14 歳の時にクラシック・ギターをプレゼントされると、好きな音楽を聴きながら耳でギターの弾き方を覚えまし た。その1年後、エレキ・ギターを初めて購入し、ニルバーナの曲を弾くようになって、ますますギターに惹かれていきました。
 その後4年余り、エリックは引き続き独学でギターを学び、曲を作り、ジョン・セバスチャン・バッハの古典的ギターのメロ ディーを耳にし、心でギターを学びました。そして、18 歳になる頃、彼はドン・ロス(Don Ross)というカナダのアコースティッ ク・ギターの巨匠の音楽と出会い、自分の情熱を周りの人々とシェアする為の楽器としてアコースティック・ギターを選ぶことにしました。
 そして、マイケル・ヘッジズのコンテンポラリーミュージックを聞いて、彼は別の大きな発見をします。 「僕にとってこれは本当に神様からの啓示みたいなものだったんだ。遂に僕にふさわしいものを見つけたんだ。」とエ リック。彼は今日でもマイケル・ヘッジズの大ファンです。
 この期間、彼は今までに見たことも聞いたこともなかったテクニックを発見し、試してみました。ラップ・タッピング(lap tapping)です。「僕はすぐにこのテクニックを物にしたのさ」とエリックは言います。ひざ(ラップ)にギターを乗せ、ピアノ を弾いているようにコードを軽く叩いた(タップ)演奏の効果は目を見張るものでした。エリックはヨーロッパはもちろん、 カナダのモントリオール、アメリカの街角、地下鉄の駅などで演奏をして過ごしました。通りすがりに路上で演奏する彼を見かけた人達が、彼の最初のファンになったのです。
 スペインのグラナダで、あるジャーナリストがこのモントリオール出身の若者に出会いました。21歳のこの若者は歩道に座り込み、ギターを弾いていました。その才能に感動したジャーナリストはグラナダ紙に記事を書き、次のような予言をしたのです。
 もう1人の偉大なタッピングギタリスト、スタンリー・ジョーダンのように、グラナダのストリートからそのキャリアを始めたモングレインは、バルセロナのような大きな街の地下鉄でも演奏し続けるだろう。そして、いつかは世界的にメジャーなレーベルの元でレコーディングすることになるだろう。 (2001年5月18日 グラナダ紙 Jesus Arias 記者)
 エリックは常に何か新しいものを追い求め、音楽の世界を切り開くミュージシャンです。彼が再びギターをスタンダードな方法に持ち替え、恐るべきスピードで曲を書き出してから、おおよそ2年になります。それらの曲のハーモニーは深いインスピレーションを受けたものです。
 人は運命に逆らえないと、よく言われます。路上でもテレビでも与えられた場所ならどこでも演奏する、この若き独学のギタリストはこの古いことわざにそむくことはありません。エリック・モングレインは「運命・宿命」という意の『FATES』というタイトルのCDを2007年6月に発表します。音楽を愛する全ての人達の喜びのために....。


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