これは、ミュージシャンの扇柳トールさんにお寄せ頂いた原稿です。 

 

 

オープン40周年、心からお祝いさせて頂きます。

40年にも渡り、いい音楽をたくさんの方に提供されてきた事、

ほんとうにすごい事だと思います。

おめでとうございます!!

 

さて3枚のアルバム、これは本当に難しいのですが、

今の自分が心ひかれるアルバムを選ばせて頂きました。

 

  

 

Gillian Welch "Time (The Revelator)"

音楽はシンプルな程うつくしいと思っている。

Gillianのアルバムは、公私ともにパートナーでもあるDavid Rawlingsとふたりだけで作られている。

印象的なギターと歌でGillianを支えながらも、自らはどこまでも透明な存在であろうとするDavidと、

自分はGillian Welchという2ピースのバンドをやっているつもりだというGillianの、そんなふたりの

姿勢がとても好きだ。

 


 

DAWES "Nothing Is Wrong"

3枚あるDAWESのアルバムの2作目。

3枚のアルバムすべてに共通した事だが、どこか憂いのある美しいメロディラインとシンプルな

バンドサウンドを聴いていると、音楽を始めた頃の気持ちに一気に戻ってしまう。

 


 

Bill Frisell "Good Dog, Happy Man"

その空気感で、誰の作品か分かるようなミュージシャンがすきだ。

Billが2曲に参加しているKelly Joe Phelpsの"Slingshot Professionals"と迷ったのだが、心が平和に

なるこのアルバムを選んだ。

 

Toru Ogiyanagi / 扇柳 トール

 

 

 

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