これは、ソロ・ギタリストの西山隆行さんにお寄せ頂いた原稿です。 

 

 

僕のギター・トーンの素となっているアルバム3選

今現在、アルバムを選んでくださいと言われたら、 TommyやChetなどのアルバムを選んでしまうのですが、
そうするととても3枚には収まらず、20枚ぐらいに、、、(笑) なので、今回は中学、高校時代に刺激を受け、
今の僕のギターの音に繋がっているアルバム(ギタリスト)を 3枚選びました。

  

  

 

Luna sea 「MOTHER」

実はギターのINORANさんの大ファンでして、特に中学時代は 彼のクリーントーンや
開放弦を混ぜたアルペジオのセンスにとても 興味がありました。
エレキ・ギターを始めてからそれほど時間が 経たない時に、
当時Luna seaを知らなかったのですが、 付き合っていた彼女から
「Desire」を聴かせてもらった時は 凄く衝撃を受けて、ハマりましたね。
Luna seaは好きな曲が多いのですが、特にこのアルバムで描いている 疾走感のある曲と
モノクロの世界観のコントラストが好きです。 今のアコギ・スタイルでのアルペジオで使っているフレーズは INORANさんから吸収したものが多いですね。

  

  

 

Van Halen「Balance」

中学の時に衛星放送WowowでVan Halen特集をやっている 番組を見て、Van Halenにハマりました。
Van Halenも色々と 好きなアルバムがありますが
、このアルバムのアメリカンで 爽快な雰囲気の「Can't Stop Loving You」や、
「Not Enough」などのバラードも好きです。
最初は真似事で ライトハンド奏法や
中指でフラット・ピックを持つハミング・バード 奏法をやっていました。
そのおかげで今の自分のスタイルの ハイブリッド・ピッキングに繋がっている部分も大きく、
Van Halenのピッキングやサウンド・メイクは大きく影響を受けています。

  

  

 

Bryan Adams「Unplugged」

これは本当に名盤だと思います。
ブライアン・アダムスもWowowで 特集をやっているのを見てファンになりました。
爽快なアメリカン・ ロックがカッコ良いブライアンですが、
このアンプラグド・ライブではその楽曲達が見事なアレンジで衝撃的でした。
特にサイド・ギターのキース・スコットのファンで、彼のような歌をしっかりサポートして
味のあるギター、フレーズを弾きたいとずっと思っていました。
特にギター1本で伴奏する「I'll Always Be Right There」という曲では
ガット・ギターを弾いており、このフレーズは何度も何度も耳コピにチャレンジしました。
「Back to you」の疾走感も最高。
音楽、ライブ、アコースティックの良さを味わえる素晴らしい1枚です。




プー横丁様 40周年おめでとうございます!!

 

 

西山隆行

  

  

 

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