これは、三木楽器の磯部壮さんにお寄せ頂いた原稿です。
マイフェバリットアルバム 松岡さん、40周年おめでとうございます!わたくし、36歳ですので私がマイナス4歳、種も仕掛けもない 頃にオープンされたんですね。。 ギターの販売を生業にしておりますゆえ、楽器に興味を持ったきっかけであったり、なかったり、そう いった感覚で選ばせて頂きました。 1. James Taylor / Mud Slide Slim and the Blue
Horizon (1971) 90年代後半に会社の上司から、これ聞かんかいっ!って教えてもらいました。You've
Got a Friendが 入ったアルバムです。 JTギタープレイと音に感動し、調べると当時はGibsonのJ-50
1966年製を使っているとの事。さらに 当時の映像などを見ると見た事のないギターをJTが使っている....なんだこれ。。ヘッドのマークが特徴的だ 、、気になる...。色々と調べていくと、中川イサトさんが使ってる、佐橋佳幸さんが使っている、James
Olson というギターだ!どうもハンドメイドで一人で作っているらしい....。弾いてみたい。。こっからです。手工の ギターに興味を持ち始めたのは。 今でも理屈じゃなく、James
Olsonのギターが大好きです。意味もなく1966年のJ-50が大好きです。 私をアコギマニアにしたキッカケと言えるアルバムです。 2. 中川イサト / Sketch (2011) ソロギターに興味を持ち始めてから、それはもちろん色々と聞いてきたイサトさんのCD。何故、最新 アルバムのスケッチか。 私がギターを始めたのは中学3年の頃。何気に買った教則本がイサトさんの教則本でした。 そこにはミスターギターマン"中川イサト"とプロフィールが書かれていた。うぬも言わさずこの人が 日本のアコースティックギター界のドンなんだ〜!と刷り込まれました。そして最近ではそんなイサトさん と幸せな事にご一緒させて頂く事もあり、色んな事を教えて頂き、アドバイスして頂いてます。そんなイサト さんの最も尊敬する所は、いまだに新しい事にチャレンジをしている。充分これまで培ってきたもので やっていけるはず。。しかしながら、音楽に対し、サウンドに対し、表現する事にチャレンジしている。 ぶっちゃけ、親子程の年齢差ですが、そのスタイルがカッコいいんです! 新曲、セルフカバー、いずれの曲もこれまでにないアプローチとサウンド!そんなイサトさんの最 新アルバムが僕にとってフェバリットであります。 3. Eagles / Desperado (1973) なんかずっと好きなイーグルス。デスペラードは名曲ですがこのアルバムを選んだ理由はイーグル スの中で最も大好きな曲、テキーラサンライズが入っているからです。昔々に初めてBarってやつに 行った時、何頼んでいいかわからずかっこつけてテキーラサンライズを注文。。理由はイーグルスの 曲で大好きな曲だった、それしかBarで注文してカッコよさげな飲み物を知らなかった、、が理由。 キツいが呑みやすい。。それしか知らないからそれしか注文しない。。何杯も呑む。 酩酊状態に陥る。同行者に迷惑をかける。そんな思い出深い、1曲であり、アルバムです。 あまりに、取り留めないですが、松岡さんにとって思い出深い40年であったように、私の薄っぺらい 人生の中で思い出深い3枚のアルバムを選ばせて頂きました。 これからも50年周年、60周年、、70周年は遠慮しときますが(笑)、良い音楽を教えて下さい!これ からもよろしくお願い致します!! 磯部 壮 (三木楽器)
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