これは、パイレーツ・カヌーのメンバーの皆さんにお寄せ頂いた原稿です。
河野
沙羅(マンドリン・ボーカル) 40周年おめでとうございます!京都に出て来た大学時代。なぜかアメリカ民謡研究部に入ってしまってからというもの、身近でブルーグラスのCDを売っているお店はプーさんのとこだけでした。先輩に連れられて、緊張しながら買いに行っていた頃を思い出します。これからも、素敵な出会いをお願いいたします! 「私の大好きな現役バンド」 東京ローカル・ホンク
“東京ローカル・ホンク” Be Good Tanyas “Hello Love”
Lake Street Dive “Live at
the Lizard Lounge” ハント鈴加(ヴォーカル・ギター) 京都に、プー横丁さんのようにルーツミュージックを愛し、世に出し続けるレコードショップがあるのは素晴らしいことだと思います。ずっとずっと続けてほしいと思います。 では「最近手に入れたアルバム」というテーマで3枚紹介します。 Cocos Lovers "Gold or
Dust" Melissa Laveaux "Camphor
& Copper" Steve Martin & Edie
Brickell "Love Has Come For You" 欅
夏那子(フィドル・コーラス) プー横丁さん40周年おめでとうございます!! 「パイレーツ・カヌーに入ったからこそ出会った2枚とお気に入りの1枚」 2. The DUHKS 「The
Duhks」 3. Kan
「Sleeper」 岩城一彦(ドブロ) プー横丁さん40周年おめでとうございます!
僕が繰り返しよく聴いたアルバムを挙げさせてもらいます。 ・Classic Chimes 「Sextet
Movie Rustics」 ・Rallypapa&Carnegiemama
「LIVE」 ・Eagles 「The Very Best Of
The EAGLES」 谷口潤(ベース) プー横丁40周年、おめでとうございます。 僕は、寺町と新京極の間から河原町通りに引っ越された前後(80年代の後半から90年代にかけて)に時々足を運んでいました。友人の彼女(今は奥さん)がバイトしてたなぁ。最近は出無精になっていてすみません。これぞと思える音楽を長年に渡って愛情を持って紹介し続ける、本当に素敵なことだと思います。 バンド経由で「私の好きな3枚」をセレクトせよとのお話をいただきました。迷いましたが、ミュージシャンが音楽を進めていくのに影響を受けた先輩や仲間たちに対する敬意や感謝を捧げる、いわゆるトリビュート盤から選ぶことにしました。もしかすると今回の趣旨に合っているかもしれませんね。では、恥ずかしながら・・。 1 「Out On the Rolling
Sea」 2 「Adios
Amigo」 3 「Duke
Elegant」 以上、機会を与えていただいたお陰で久しぶりに聴くことができました。ありがとうございました。 吉岡
孝 (ドラム) 「プー横丁」さん、40周年おめでとうございます! 今回は、僕が最近ライヴが近付くと聞きたくなるCDベスト3を挙げます。 1.The Meters "Funky Miracle
disc1・2" 2.Amos Lee "Amos
Lee" 3.Al Green "Lay It
Down" パイレーツ・カヌーのアルバムを発売しているレーベル、On
The Corner
Recordsの代表者で、ご自身もシンガー・ソングライターである中井
大介さんからも原稿をお寄せ頂いています。是非そちらもお読みください。
ルーツミュージックはもちろん大好きで、過去をさかのぼってあげると、絶対にしぼれない自信があったので。私が好きな現役で活動してるバンドをピックアップします。評論は上手くないので思い出コメントですが。ぜひ聴いてみて欲しい3枚です。
10年ほど前の夏、父のレコード棚から見つけたバンドです。私が日本で一番好きなバンド。毎年、夏になるとホンクがヘビーローテーション。生まれて初めて出待ちをして、サインをもらったのを覚えています。どの曲も私の胸にズドンっ。ライブも最高です!
7年ほど前、Myspaceで見つけて ' Human Thing '
って曲に大感動。それからアルバムを注文したんですが、ライナーが入ってなかったり、ディスクを読み込めなかったり、英語で四苦八苦クレームしました。そうしてやっと聴けたアルバムは、感動も一入でした。
4年ほど前、Youtubeで見つけてからすっかり虜になりました。とにかくワクワクしっぱなし。アルバムは全て持っていましたが、誰かに貸してしまって無いっ。心当たりのある方、ご連絡下さい(汗)
このバンド、きっとライブが最高な気がしています。見たいっ。
このバンドのことはほとんど知らないのですが、久しぶりに一耳惚れしたバンドです。イギリスのフォークバンドみたいですが、なんとなくアフリカンなサウンドも入っていて、古くて新しい。ちょっと注目しようと思っているバンドです。
バンドメンバーに借りて手に入れました。かっこいい!こんな風に自由に歌えたらいいのにな、と思ってしまいます。
コメディアン、俳優、バンジョープレイヤー、作家と、なんでもできる
Steve Martin
さんですが、こんなに素敵な曲も書けるとは思いませんでした。Edie
さんの声も素敵です。
パイレーツ・カヌーのCDを販売してくださっているのに、大好きなCDたくさん置いてそうなのに、まだ一度もお店にいけていない私をどうぞお怒りください。
クラシック育ちで7年前からアイリッシュフィドルを少しかじった私は、アイリッシュのインストものばかり聴いていて、歌のある音楽は邦楽ばかり聴いていました。
でも色んな音楽を聴いてきたパイレーツ・カヌーのメンバーの影響をここ数年受けてきました。
下記はそんな近頃の私のお気に入りです。
1. BOB DYLAN
「DESIRE」
パイレーツ・カヌーでお世話になっている方が、こうゆうバンドで弾きなれてない私に「お勉強の為に」と毎年誕生日にアルバムをプレゼントしてくれます。
その中で一番よく聴いているのがこのアルバムです。聴けば聴くほどどんどん好きになっていくとゆうやつです、
バンドの中でフィドルをどう弾きたいかの参考に、意識せずともなっているアルバムです。
おもしろいのはこのアルバムのレコーディングが、参加ミュージシャンはコードや曲名を知らずボブの口元に注目しながら必死についていったとゆうこと。
マンドリンプレイヤーの井上太郎さんのデュオ「TARO&JORDAN」のギターのJORDANさんのバンドのアルバムです。
アイリッシュオールドタイム・オルタナ・バンド。バラエティに富んだ曲目で、とにかくプレイと曲がカッコいいです。そしてフィドルが色っぽくてかっこよくて、憧れます。
私の好きなフィドラーAidan O'rourkeとFlookのBrian
Finneganがフロントマンのグループのアルバムなのですが、私は彼らの演奏と彼らの書く曲が好きです。なので好きに違いないのです。
このアルバムは全曲好きです!曲の後半にかけて疾走感漂う曲が多くドライブに最適なのです。気付けばスピードが出ます。
このアルバムの中の7曲目のModul1 をいつかアイリッシュ仲間と演奏するのが夢となっています。
日本のラスティック界で一番好きなバンド。アイリッシュパンクのパイオニア「ポーグス」の関西版という感じ。このアルバムが特にアコーディオン・マンドリン・5弦バンジョーが効いていて、歌詞の世界観も独特なので大好きです。
こちらも関西のバンド。このライブアルバムはザ・バンドの「ラストワルツ」の臭いがプンプンします。70年代ロック感が満載です。
他のアルバムも持ってますが、一番聴いたのはベスト盤です。
バハマのギタリスト、ジェセフ・スペンスに捧げられたもの。楽しくて美しい。スピリチュアルな色合いも濃いし、自分の葬式のBGMにしてもらおうかなどと思ったことがあります。ヴィクトリア・ウィリアムスやタリク・サミ(マダガスカル)の演奏は心の弱ってるところを手当てしてくれるような気がするし、3ムスタファ3やナイルス・ホッカネン(マンドリンでジミヘンのフレーズ弾いたり)は愉快でニヤニヤしてしまう。ヴァン・ダイク・パークスやデビッド・リンドレーも入ってます。どれもこれも味わい深い詰め合わせ。僕の宝物の一つ。
これは、アラバマ生まれのシンガー、アーサー・アレキサンダーへのトリビュート。この人の情けない感じの歌にはかなり共感する人も多いのではないかなぁ。ロジャー・マッギンから始まって、エルビス・コステロ、ロバート・プラント、グレアム・パーカー、マーク・ノップラー・・・ロック界の人たちが多いな。で、どれも愛が溢れています。フェリックス・キャバリエ(ラスカルズ)とヴェロニカ(ロネッツ)のデュエットが楽しい。アルバムを通したハウスバンドの佇まいも好物。
ドクター・ジョンが、この人ならではの唯一無比な感じでジャズの巨匠デューク・エリントンの名曲たちをカバーしたアルバム。全体的にゆったりと、恐ろしく自然体でリラックしたリズムが全編を通じてこれでもかと流れて行く。スウィングしなけれりゃ意味ないね、チュワッチュワッチュワッ・・ブギナウ!ってあの声で。たまりません。
レコードからCDへ・・・そして、配信の時代へとなった今、40年の重みを本当に感じます。
50周年を迎えられた時、誰かのBest3にPirates
Canoeの名前が! なんて事を夢見て良い作品を作っていきたいです。
とにかくこれなんですよね〜。
特にジガブーのコピーをしょうとか思うんじゃなく、ただあの隙間感というか、何とも言えない訛り・節回しが聞きたくなる。
堪りません! 歌声に楽曲!! 何もしないギャドソンのタイコが無性に聞きたくなるんです。
数々の名曲があるアル・グリーンの中でも最も新しく2008年にリリースされたアルバム。
何が良いって、プロデューサーの一人"QUESTLOVE"のタイコはもちろん!
往年の名曲達と並べても、同じ時代の録音なのかと錯覚してしまいそうなサウンドが堪りません。
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