これは、ソロ・ギタリストの田中彬博さんにお寄せ頂いた原稿です。　

プー横丁40周年、おめでとうございます！！ この素敵な歴史に自分が関わらせてもらっている事が本当に光栄です。 そして僕にとって、プー横丁なくしては今の僕はいません。 松岡さん、いつもありがとうございます。50周年もまた皆でお祝いしましょう！！ 『私の好きな3枚のアルバム』はどれもプー横丁との思い出が詰まった、 まさに僕にとっての『全面的にお薦め』なアルバムです。 　　 　　 　 住出勝則 『Play Me Like a Guitar』 神戸の鈴蘭台にあるライブハウスへ初めて住出勝則さんのライブを観にいった際、 住出さんから「今までの僕のCDは京都のプー横丁さんでも買えるよ」と教えてもらい、 翌日ライブの興奮冷めやらぬまま、プー横丁のインターフォンを初めて押しました。 その時に買ったこのアルバムは1曲目から衝撃的で、タイトルの『Play Me Like a Guitar』のとおり 「こんな風にギターが弾いてみたい！」と思わせてくれる名盤です。 　　 　　 　 Stephen Bennett 『ALERT THE AUTHORITIES』 ステファンの美しいギター、そしてやさしいヴォーカルにうっとり。 音楽はもちろんのこと、このアルバムはユーモア溢れるジャケットデザインにも惹かれて購入しました。 （詳しくはプー横丁HPのStephen Bennettのコーナーを参照） ステファン自身がこのジャケットのデザインを一般公募にかけたこと、 『ALERT THE AUTHORITIES ＝ 当局に通報せよ』という遊びごころ満載のタイトルの意味、、、 お店でいつもワクワクした表情でCDを紹介してくれる松岡さんのお話が大好きです。 　　 　　 　 Sungha Jung 『The Duets』 韓国のギタリスト、チョン・スンハくんと日本のフィンガーピッカー5人のコラボレーション・アルバム。 小松原俊さん、住出勝則さん、岡崎倫典さん、Aki Miyoshiさんとのレコーディングに京都のスタジオへ 松岡さんと毎日のように通って制作した、思い出深いアルバムです。 僕のレコーディングももちろん楽しかったですが、なにより名立たる皆さんとのレコーディングを間近で 見れたことは本当に貴重な経験になりました。全曲通して大好きなアルバムです。

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