「私の好きな3枚のアルバム」ということですが、ん・・・数ある中で3枚に絞るのはむずかしい! ですが、ギター関係に限定して、思い切って以下の3枚を選ばせていただきました。
1)「ライブ イン トーキョー /
ザ・ベンチャーズ」
とにかく夢中になったアルバム。 初めて聴いた‘エレキギター’の音色が今でも強く印象に残っています。 ノーキー・エドワーズが弾いていたのと同じギター(モズライト?)が欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、先立つものがなく断念。その代わり、コピーモデルが置いてある楽器屋さんへ何回も通って、ずっと眺めていました。僕のギター人生の原点にあたるアルバム。
2)「バーチュオーゾ /
ジョー・パス」
ソロギターに興味を持つ切っ掛けとなったアルバム。 と言っても、難解すぎて手に負えなかった(聴くのも、‘耳コピ’するのも)と記憶しています。 当時、無謀にも、ジャズコードも知らないのに
"Blues For Alican"
という曲の耳コピに挑戦したのですが、半年過ぎたあたりでギブアップ・・・。 コードメロディーに目覚めたのも、このアルバムが切っ掛けかな? ジョー・パスは、僕が最も尊敬するギタリストのひとりです。
3)「ソロギター /
アール・クルー」
このアルバムは、僕がオーストラリアへ渡ってソロギターにスタイルを変えたときに“教材”として聴いていたものです。 全曲‘耳コピ’をして、コードの取り方やアレンジの仕方などなど、おおいに勉強させてもらいました。同時に、ジャズスタンダードナンバーのメロディーの美しさを教えてくれた1枚でもあります。

他にも、タック・アンドレス(タック&パティー)、寺内タケシ(ブルージーンズ)、マーチン・テーラー、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッぺリン)、マーク・ファーマー(グランド・ファンク・レイルロード)、レスリー・ウエスト(マウンテン)、リッチ・ブラックモアー(ディープ・パープル)、トミー・エマニエルなどなど、バラエティーに富んだギタリストたちが僕に刺激と興奮を与えてくれました。この機会に、僕の音楽のルーツとも言える、そんなギタリストたちに感謝したいと思います。ありがとう!
最後になりましたが、プーさん、30周年おめでとうございます! これからも、‘ソロギター音楽’(+他の音楽も)のサポートをよろしくお願い致します。微力ですが、僕もお手伝いさせていただきます。
益々のご発展をお祈りいたします。
住出勝則
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