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城 直樹

NAOKI JO
 このページは、プー横丁がお薦めするギタリストである城直樹さんについて紹介しているページです。紹介記事、プロフィール、画像等の無断転載等は固くお断り致します。何か、お問い合せ等ありましたらお気軽にこちらまでメールにてご連絡下さい。

◆城 直樹 / CONNECTED('08)     CD-SPHM-0002 \2800(会員も同価格)

 All 19 tracks: Connected 1/ Weather Report/ Waterfront/ 十三夜/ Connected 2/ ピスケスは朝のひだまりで/ Dolphin Dance(Morning Ver.)/ Sailing/ Dolphin Dance(Evenng Ver.)/ Summer Hill/ The Stranger/ Connected 3/ Toy Box/ 不思議!!晴れ渡る!/ Flare/ First Light/ Connected 4/ Switch/ Free Style/ [CD付属特典] 1.「Flare」「Weather Report」ライブ映像&More(Win&Mac対応)/ 2.「Weather Report」楽譜(TAB譜付)/ 3. 全曲チューニングリスト/ ■城直樹の最新アルバム。03年のデビュー盤『Perfect World』、05年のミニ・アルバム『Satellite』を経て、辿り着いた彼の「今」が、ここに在る。


◆城 直樹 / Satellite('05)     CD-SPR-1006 \1575(会員も同価格)

 All 4 tracks: Fantasista!!/ Daily Life/ First Light(live version)/ Never/《CD付属特典》全曲チューニングリスト/ おまけ曲付/ ■新発表のソロ・ギター曲に加え、ゲストミュージシャンを迎えて秋葉原クラブグッドマンにて演奏された「First Light」のライヴ・ヴァージョンも収録。旧譜だが初入荷につき、このページでもご紹介させて頂くことにした。


◆城 直樹 / Perfect World('03)      CD-SPR-1001 \2625(会員も同じ価格)

 

 All 9 tracks: Groove Master(2:52)/ Perfect World(3:49)/ Mile Stone(3:08)/ Giant Sequoia(3:05)/ 深海(6:36)/ Turning Point(2:34)/ ゆかた(4:28)/ Matador(2:42)/ 放課後の芝生の上で(3:05)/ ■城直樹(じょう・なおき)のテビュー・アルバム。1980年1月生まれというから現在23歳。その若さにして「デビュー盤でこれ程までに芳醇な音楽を作り出せる新人が遂に登場してきたんだなぁ!!」というのが、本作を一聴した私の第一印象である。1曲目の「Groove Master」は、その音色とボディ・ヒッテングのリズムやタイミング等から私はプレストン・リードの「SLAP FUNK」を思い浮かべてしまった。それほどにプレストンの影響色濃い作品ではあるが、このアップ・テンポでボディ叩きまくりの曲を最後まで緊張感を持続したままで(ボディヒッティングがクドくなったり下品になったりせずに)聴く者の耳を釘づけにさせる彼の実力は並じゃない。それはまさに「これが城直樹のギター・スタイルの1つです」といわんばかりの名刺がわりの1曲で、彼のライヴ・コンサートでもオープニング・ナンバーになる事が多いというのも納得だ。続く2曲目のアルバム・タイトル作品「Perfect World」は一転してスローなナンバー、ボディ・ヒッティングとタッピング・ハーモニーを上手く組み込んだリフのフレーズが印象的な「Mile Stone」、テンポの変化も面白い「Giant Sequoia」、そして本作の聴きモノの1つ5曲目の「深海」だ。そのタイトルに相応しく深く静かな海中あるいは海底のイメージがそのまま伝わってくる見事な作品で、6分を超える大曲だが一瞬時間の流れを忘れるかのような静かな感動を覚える。この「深海」は私がここ半年間で聴いたギター・インストの中でも最も心打たれた作品の1つである。フラットピッキング→タッピング→再びフラットピッキングと演奏の変化で独特のグルーヴ感で聴かせる「Turning Point」、日本人としてのアイデンティティも窺える「ゆかた」はメロディの美しい佳曲。途中で左手のハンマリング・オン&プリング・オフとハーモニックスをさり気なくフレーズに含めて作品全体にメリハリを付けるという、巧みなソングライティング・センスも見逃せない。EBBF#BEチューニングで演奏される「Matador」は、両手タッピングやハーモニックスを駆使したアップテンポの曲で、この1曲はCDパッケージにタブ譜が添付されているだけでなく、エンハンストCDとなっている本作には、この曲のライヴ映像(Windows &Macintosh対応)が約5分収録されている。そして再びスローなナンバー「放課後の芝生の上で」でアルバムは幕を閉じる。収録作品は全て彼のオリジナル作品で、いずれもギター1本による演奏。中2の時にギターを弾き始めたという彼が、それから10年目に本作を発表したという事になるのだろうか。10年間の様々な経験とギター音楽への思いが一杯つまった彼の「10年間の物語」、是非お聴き下さい。
蛇足: 2年ほど前に岸部眞明くんとコンサートで共演した時、彼は前日に左手首を怪我し、指を動かす健を切ってしまうというアクシデントを経験。左手は(骨折したような)ギブスがはめられていたが、せっかくのライヴなのに「何も出来ないのはいやだなと思った」彼は、急遽右手だけで演奏できる曲を作曲。コンサート当日は予定通り出演し、ステージでは右手だけで演奏したそうだ。その日の会場にリハーサルの時から来ていた中川イサトさんは、右手だけでプレイしている彼の姿を見て(そんな怪我をしているにもかかわらず演奏してしまうなんて)「鬼やな」と言ったとか。その並々ならぬアーティスト根性に脱帽してしまう彼のエピソードではないだろうか。

〜ご本人より御挨拶〜

皆様!はじめまして!城直樹といいます。

今回、ソロアコースティックギターの素敵な作品を多く扱っているプー横丁さんに僕の作品を仲間に加えていただけて本当に嬉しく思っています!

皆さんは僕の名前をどこかで聞いたことがありますか? もう5年近く地道に演奏活動を続けて、ようやく初めての作品を作ることができました。

「アルバム出しますよ!」と宣言してから、何年たったことか・・・本当に苦労しました(涙)・・

この作品のタイトルは別に「完璧な作品ができたんです!」と、宣言しているわけではなくて、(むしろ、至らない所ばかり・・)いろいろ考えるところがあって、

「Perfect World」というタイトルにしました。この作品に触れて頂ければ、その意味を少しでも感じてもらえるかと思います。

僕の名前をどこかで耳にしたかたも、そうでない方も、ギターを弾く人も、弾かない人も、この作品を大勢の方に体験していただきたいと思っています。

ひとりでも多くの人に僕の作品が届くことを祈っています。

このCDには「Matador」のライブ映像も入っていますし、TAB譜面も入っています。全曲のチューニングリストもあります。また、僕の大切な友人である高橋在也君の読み応えのあるライナーもあります。

聴く、見る、読む、演奏する、いろいろな方向で楽しめると思います。

そして、この作品から様々な会話が生まれることを願っています・・・。

今まで音楽に限らずたくさんのアーティストに影響を受けてきました。ギタリストに限って言えば、僕のリスペクトするアーティストはMichael Hedgesです。

今、一番会話してみたいひとはMichael Hedgesです。彼のすべてを僕は知っているわけでもないし、話をしたこともないですが(本当に話をしてみたかった!)僕が今受け取ることができる、彼の表現の記録から、彼の音楽、彼の音楽を発信する姿を体験することができます。とても素晴らしい事だと思います。

そこから僕は様々なことを感じるし、様々なことを学びます。誤解を生じるかもしれませんが、彼にとってギターというものが表現するためのひとつの手段、ひとつの媒体だったのではないかと僕は感じます。彼の音楽は、楽器の向こう側にあるような気がします。

僕のギタープレイはMichael Hedgesの影響が大きいと思います。また、僕はギターを叩いて演奏することに躊躇しませんが、それは自分自身が長年プロのチームに所属する和太鼓奏者であることの影響が強いように思います。ギターに初めて触った頃から和太鼓をしていました。ただ、ギターを叩いていいんだぁということは、初めてギターソロ音楽に触れた中川イサトさんから学んだし、こんなに叩いていいんだぁ(笑)というのはPreston Reedから学びました。でもPreston Reedの曲は1曲もコピーできませんでした(笑)。。

テクニックはひとつの材料にすぎません。音を出すための手段のひとつです。僕は、僕の出したい音が出せるテクニックを選んでいるだけです。そして、現時点で自分の意思を表に現すために、アコースティックギター1本を使った音楽が僕にとって一番、適切でした。 

多くの人は、僕の演奏の奇抜さに驚くことが多いけれど、音楽を聴いて欲しいし、僕は、僕の作る音が、音楽であって欲しい。

僕の心の中で、そしてあなたの心の中で、音の波が、心の水面を、やさしく、そして、時には激しく、揺らすものであって欲しい。

そこから始まる、新しい何かを音楽はいつも与えてくれます。音楽はそういうものだと僕は思っています。 

僕は、今回たまたまこのような形をもって、世の中に自分の作品を発表することができました。とても幸運なことです。

日々、思うこと、考えること、どうやったら、あなたに、または、自分に届けることができるか。作品を作るとはどういうことだろう・・

いろいろなことを思いながら、初めて世の中に発表する作品です。不器用な表現方法かもしれません。でも、ようやく初めの一歩を踏み出すことができました。

どうかこれからもよろしくお願いします。そして、是非ライブに遊びに来て下さい!ライブではCDとはまた違った雰囲気を味わえるかと思います。

また、依頼があれば全国どこでも演奏いたします。ライブハウス、レストラン、野外、イベント、、等
箱の形態等も問いません。お気軽にご相談ください。

城直樹

 

 

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