これは、仲井戸"CHABO"麗市さんに2003年の大晦日に送って頂いた原稿です。 アルバムのジャケットはこちらで用意させて頂きました。

 

 祝! 「30周年 プー横丁」

 てなわけで、おめでとう。 すごいなあ…。

 うん、初めてお店を訪ねたのは確かKyonくんに場所を教わったんじゃなかったかなぁ。その頃よく彼とステージ、レコーディング etc 一緒で…。

 俺はビートルズからすべてが始まったような子だけど(彼らをはじめリヴァプール・サウンドってやつだな)それ以降たーくさんの音楽に夢中になりました。勿論今も…。カントリー系も大好きで、プー横丁はやはり特別なお店なのでありま〜す。

 …で、今回の3枚は、テーマ絞り込まないととても選びきれないので、今年の自分にまつわるなんてことで選びました。

 今年はギター1本のステージで全国津々浦々まわりました。いろんな想いでいっぱいです。その旅、特にカントリームードあふれるような景色の街を訪れた時よく聞いたのは、THE BAND関連でした。R・マニュエルさん、R・ダンコさん達のせつなく響くソロ作品を含めて…。で、さらにそのツアーが終了して11月にNYに行く機会があった時、なんとあの「BIG PINK」に行けてしまったのです。 WOODSTOCK の町を訪ねて・・・。ってなわけでTHE BANDへの想いはつのるばかり。

 ここではセカンド・アルバム「THE BAND」を選びました。当時ファーストより先にこちらを聞いたので…。

 まさに様々なるルーツ・ミュージックを消化した素晴らしいオリジナル作品の数々に時を越えて感服しております。
THE BANDとくればDylanさんってわけで、しかも「BIG PINK」とくれば「ベースメント・テープ」なんてことで、その他の作品も含めてDylanさんもよく聞きました。作品を現在も生み続けるDylanさんはやはり別格です。

 が・・・2枚目としてここではこれを選んでみました。やはり「WOODSTOCKの町」にちなんでのセレクトで、A・ギャレットさん関連を。エイモスさん関連は旅には必ず持って行くなぁ。最初の出会いはジェフ&マリア「ポテリィ・パイ」かなぁ…。よく聞いたなぁ…。ベターデイズとか…。

 ここでは、じゃあ彼のベスト盤を…。

 一曲目の「スモール・タウン・トーク」は、M・マルダーとの再録。エンディングの方の2人の会話がWoodstockの町の香りを感じさせてくれます。ツアーの旅先のホテルの朝、めざめによくかけてました。

 さて、3枚目は、それらこれら、とりわけきっとDylanさんにとってのルーツ的作品、ハリー・スミスさん編集の偉大なオムニバス、「アンソロジー・オブ・アメリカン・フォーク・ミュージック」を選びました。唄というものを模索する日々の中で、この素晴らしい作品群を今年聞き直しました。そこにはあらゆる音楽(自分の好きな)のルーツがぎっしり詰まってるようで…。

 というわけで

 1. THE BAND / THE BAND

 2. AMOS GARRETT / THE BEST OF AMOS GARRETT

 3. Various Artists / ANTHOLOGY OF AMERICAN FOLK MUSIC

 てな、今年の3枚でしたぁ。

 

 大好きなブラック・ミュージックをはじめ、たくさんのアメリカン・ミュージックに限らず、英国のトラディショナルといった音楽にも(F・コンベンション〜ペンタングルをきっかけに)昔からはまってます。

 そして昨今、特に思うのはみーんな奥深いとこでそれらがリンクしてるといった音楽の魅力です。

 勿論アイリッシュや世界各地の様々な音楽みんな…です。

 yeah, プー横丁さん! これからも、たーくさんみんなにいかした音楽を届けて下さーい

 仲井戸 "CHABO" 麗市

 

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